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2005年 07月 09日
ホテル・ハイビスカス / バンダイビジュアル スコア選択: ★★★★★ いわゆる「沖縄フリーク」の方ならば、中江裕司監督も『ナビィの恋』も『ホテル・ハイビスカス』も、きっとご存知のはず。 『ナビィ・・・』も好きだけど、つまはこの『ホテル・ハイビスカス』という映画が大好きなのです。 (おっとは『ナビィ・・・』のほうがいいと言いますが) 舞台は沖縄本島のとある安ホテル、「ホテル・ハイビスカス」。 ちょっと個性的なそのホテルを営んでいる一家の日常が、末っ子娘の美恵子ちゃんを中心にほのぼのと描かれている作品です。 美恵子ちゃんはすごくやんちゃな女の子で、彼女の言動はほんとに愉快で痛快。のんびりとしたお父さん、明るくて陽気なお母さん、マイペースなおばあに、黒人とのハーフのケンジにいにい、白人とのハーフのさちこねぇねぇ。そして、ホテルの前で行き倒れていたのをきっかけにお客さんとなってしまった青年。それぞれがみな個性的で魅力的なんです。 この作品は、一見「沖縄いいよねぇ~。みんな明るいし。楽しそうだし~」みたいな感じの映画なんですが、でもけっこう「沖縄の陰の部分」が伏線として張られていたりします。 たとえばそれは米軍基地のことであったり、戦争のことであったり。 かといって、あからさまに「基地反対」だとか「戦争反対」だとかいうメッセージが投げかけられているわけではけっしてないんです。 ただたんに、家の近くには米軍基地があって、そのまわりで子供が遊んだり、住人が生活していたりする。きょうだいは、それぞれ父親が違っていて、そのうち2人はアメリカ兵との間に生まれた子供で・・・という、中江監督いわく「沖縄ではこういう家庭はめずらしくはない」家族が仲良くのんびりと暮らしている日常。 そういうあまり観光客には見えてこない部分もさりげなく、でもきちんと描かれていて、妙にリアリティがある。 知り合いの人のパイン畑の収穫を手伝いにお父さんが出稼ぎに出たり、おばあがゆんたくをしに出かけたり、美恵子ちゃんがマブイ(沖縄の言葉で魂のこと)を落としたのを大慌てでみんなが探したり・・・。 きっと、沖縄にはふつ~うにこんな一家がいたりするんだろうなあって、素直に思える、ある意味リアルな沖縄の日常を感じることのできる作品だと思います。 全体的にほのぼのとした雰囲気ですが、ときにはせつなくなるシーンもあったりして(これは個人差があるかもしれない・・・)、つまは大好きな『ホテル・ハイビスカス』。 沖縄が好きな方はぜひ観てほしい映画です。
by meoto_diver
| 2005-07-09 23:56
| 沖縄が恋しくて
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